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Learning Tool Teaching Manual 学習ツール指導マニュアル

データの活用(小学生)

学年
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6

ヒストグラムを作成してみよう

概要

このコースでは、データの比較に用いられるヒストグラムの作成を通して、データ分析用ブロックの操作方法を学びます。チュートリアルを一通り終えた後は、別の年や地域を選択して比較させるなど、発展的な取り組みも可能になっています。

ねらい

このコースでは、コンピュータを使ったデータ分析を通し、「表から特徴を発見することができる」ことを目標としています。そこで「日本の年れい別人口のデータからヒストグラムを作成して何がわかるか調べよう」を学習問題としました。
コンピュータを使わずとも、計算や作図によって度数分布表やヒストグラムを作成することは可能です。しかし、一度コンピュータでプログラムを組めば、対象のデータ(年や地域)を変更するだけで、様々な商品について簡単に比較できます。このような特徴をプログラミングの利点として押さえ、プログラムによるデータ分析の入り口にします。

学習のポイント

ヒストグラムの利点を理解し、手書きで作成することの大変さを実感した上で、プログラミングを始めると良いでしょう。ブロックの設定方法さえわかれば、データをグラフ化できることに気づき、コンピュータを使うことの利点に気づきます。

ステージ内容と解答例

学年
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6

人口に関するデータを分せきしよう

概要

このコースでは、人口に関するデータを自由に分析することができます。対応するワークシートでは、データの変わり方に注目して、折れ線グラフを作成する取り組みを想定しています。
取り組む前に、既に習ったグラフの特徴を整理させると良いでしょう。また、出生率や死亡率は中学校で扱う言葉なので、言葉の意味を説明しておくと良いでしょう。
 出生率:人口1000人当たりの、1年間の出生児数の割合
 死亡率:人口1000人当たりの、1年間の死亡者数の割合

ねらい

ワークシートでは、「表から未来を予想できる」ことを目標としています。
そこで「年れい別人口・出生率・死亡率のデータにどんな関係があるか調べよう」を学習問題としました。
コンピュータでグラフ化を行うと、ヒストグラムに限らず、さまざまな種類のグラフを簡単に表現できることを体験させます。その一方で、適切な種類のグラフを選択したり、グラフから何が予想できるか考えたりするのは、人間が得意なことだと理解させます。

学習のポイント

データから情報を得るためには、言葉の言い換えが必要になることがあります。例えば、高齢者人口の割合の推移を知りたい場合、「高れい者」を「65歳以上」と言い換えることで、目的のグラフが作成できます。

ステージ内容と解答例
ブロック

レポート

学年
  • 1
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人口に関するデータを分せきしよう

概要

このコースでは、人口に関するデータを自由に分析することができます。対応するワークシートでは、ヒストグラムや折れ線グラフを使って、さまざまな国のデータを比較する取り組みを想定しています。
日本以外の国の特徴については、中学校の「世界の諸地域」 で扱う内容なので、国名や概要について説明しておくと良いでしょう。

ねらい

このコースでは、「表から未来を予想できる」ことを目標としています。そこで「さまざまな国のデータを比べてみよう」を学習問題としました。
さまざまな国の人口構成や出生率・死亡率を比較しながら、最終的は今とこれからの日本について考えさせます。この活動を通して、データ分析を特徴の観察で終わらせずに、観察の結果に基づいた意思決定という本来の目的を体験させ、主体的な学びにつなげます。

学習のポイント

複数の異なる種類のグラフを比較する場合は、並べ方を工夫して見やすくすることが重要です。例えば、年齢別人口のヒストグラムと、65歳以上の割合の折れ線グラフを3か国で比較する場合、グラフの種類ごとに横一列に並べることで、比較がしやすくなります。

ステージ内容と解答例
ブロック

レポート